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Googleビジネスプロフィールの権限を引き継ぐ方法:担当者・代理店変更の手順

店長の退職や代理店変更に備え、Googleビジネスプロフィールの管理者追加、メインオーナーの譲渡、前任者と連絡が取れない場合の対応、多店舗の確認項目を解説します。

店長の退職や運用代理店の変更では、後任者が既存のプロフィールを管理できることを確認してから、前任者のアクセス権を整理する順序で進めましょう。メインのオーナーも交代する場合は、権限の譲渡が必要です。

退職日に招待を送るだけでは、引き継ぎを終えられないことがあります。新しいオーナー・管理者には、一部の操作について7日間の制限があるためです。Google公式のメインのオーナー権限の譲渡手順では、既存のプロフィールを引き継ぐことで、口コミなどの情報を維持すると案内しています。

この記事は、日本語のGoogle公式ヘルプを中心に2026年10月2日(UTC)に確認した実用ガイドです。新機能の発表ではありません。操作名は公式ヘルプに基づき、認証済みの店舗アカウントで実操作した結果ではありません。トビレビの利用有無にかかわらず使える、Google側の権限管理を扱います。

最初に「誰の、どの権限を変えるか」を決める

「オーナー」は、実際の経営者を指す場合と、Google上の役割を指す場合があります。まず、対象店舗のプロフィールと、ログイン中のGoogleアカウントを照合してください。

交代の内容最初に確認すること進め方
店長・投稿担当の交代前任者は管理者か、オーナーか後任者を追加し、業務確認後に前任者の権限を整理
メインのオーナーの交代現在のメインのオーナーが操作できるか後任者を追加し、必要な待機期間を経て譲渡
運用代理店の変更店舗側がオーナー権限を保持しているか店舗側の管理を確保し、委託先のアクセスを入れ替える
前任者が不明・連絡不能自社に別のオーナーがいるか管理できる人を確認し、必要ならオーナー権限をリクエスト

この表は引き継ぎの運用案です。店舗名・住所の変更や、別事業への転換を同時に行う場合は、権限の交代だけで判断せず、ビジネス情報の変更条件も別途確認しましょう。

オーナーと管理者の違い

個別のビジネスプロフィールでは、オーナーはユーザーの追加・削除を行えます。管理者も店舗情報の編集や口コミ返信、投稿を行えますが、他のユーザーの追加・削除やプロフィール自体の削除はできません。メインのオーナーは1人で、その権限を譲渡できるのは現在のメインのオーナーだけです。

日々の運用を任せる際は、担当業務に必要な役割を選びます。「管理者なら情報を変更できない」という意味ではないため、編集してよい項目や確認担当も決めておきましょう。各担当者のGoogleアカウントを招待すれば、パスワードの共有は不要です。メール配信用のGoogleグループは招待先にできません。

出典:オーナーと管理者を管理する、メインのオーナー権限を譲渡する

現在のオーナーが操作できる場合の手順

1. 後任者を追加して、招待の承諾を確認する

現在のオーナーが対象プロフィールを開き、その他メニューから「ビジネス プロフィールの設定」→「ユーザーとアクセス権」へ進みます。追加アイコンから後任者のメールアドレスを入力し、「アクセス」で「オーナー」または「管理者」を選んで招待します。

後任者には、招待先のGoogleアカウントで承諾し、対象店舗を開いてもらいます。送信済みかどうかだけでなく、店舗名・所在地が正しいこと、予定した役割で参加できたことまで確認しましょう。「保留中」のままなら、メールの宛先と承諾状況を確認します。

出典:オーナーと管理者の追加手順

2. 必要な場合だけ、メインのオーナーを譲渡する

投稿担当の交代と、メインのオーナーの交代は別の作業です。譲渡する場合は、現在のメインのオーナーが「ユーザーとアクセス権」で後任者を選択し、「アクセス」の編集から「メインのオーナー」を選んで保存します。後任者は、すでにプロフィールのオーナーまたは管理者として参加している必要があります。

新しく参加したオーナー・管理者は、7日間、他のユーザーの削除やメインのオーナー権限の譲渡などに制限があります。エラーが出たときは、操作する人と引き継ぐ人の役割、参加からの経過日数を確認してください。これはすべての閲覧・日常操作が7日間できないという意味ではありません。

退職直前の追加を避け、待機期間と確認作業を含めた日程を組むことをおすすめします。特定の日時に必ず譲渡が完了するという保証にはしないでください。

出典:メインのオーナーの譲渡・新しいユーザーの制限

3. 引き継ぎを確認してから前任者を外す

オーナーが「ユーザーとアクセス権」で前任者を選び、「ユーザーを削除」でアクセスを解除します。メインのオーナー本人が離れる場合は、その前に譲渡を終える必要があります。ユーザーを外しても、その人が行った過去の口コミ返信や投稿は残ります。

出典:オーナーと管理者の削除手順

人のアクセス解除と、プロフィール全体の削除を取り違えないでください。 Googleの「プロフィールのコンテンツと管理者を削除」に相当する操作では、オーナーが追加したコンテンツや口コミへの返信などが削除され、影響が他の管理担当にも及びます。担当交代のためにこの操作を使う必要はありません。

出典:Googleアカウントからビジネスプロフィールを削除する(英語)

前任者と連絡が取れない・所有者が分からない場合

まず、自社の別の担当者や本部が、すでにオーナー権限を持っていないかを確認します。個人アカウントのパスワードを聞き出すのではなく、管理できる人から自分のアカウントを追加してもらう方法を検討してください。

自分がビジネスのオーナーで、確認済みプロフィールを別のユーザーが所有している場合、Googleにはオーナー権限をリクエストする手続きがあります。実店舗・ハイブリッド型のビジネスでは、次の順に進みます。

  1. Googleのビジネス追加画面で店名・住所を入力し、既存の店舗を選ぶ。
  2. 他のユーザーが管理している旨の表示から「アクセス権限をリクエスト」を選ぶ。
  3. フォームを送信し、確認メールを保管する。
  4. 確認メールのリンクなどから、承認・拒否・未回答の状況を確認する。

Googleは、現在のオーナーに3日以内の返信を求めています。未回答の場合は追加の申請・確認に進めることがありますが、3日後に自動で権限を得られるわけではありません。拒否された場合は再審査を請求できると案内されています。非店舗型ビジネスは同じ画面操作ではなく、Googleへの問い合わせが案内されています。

出典:ビジネスプロフィールのオーナー権限をリクエストする

代理店を変更するときの確認事項

Googleのサードパーティポリシーでは、店舗側が自分のプロフィールのオーナー権限または共同オーナー権限を保持することを求めています。すでにプロフィールがある店舗では、委託先を管理者として招待する方法が推奨されています。

委託先を選ぶときは、「誰がメインのオーナーになるか」「店舗側が直接ログインできるか」「終了時に誰がアクセスを解除するか」を確認すると、将来の引き継ぎを具体的に相談できます。これは運用上の確認案です。

同ポリシーには、利用終了の通知後、7営業日以内に管理サービスとの関連付け解除や店舗側の排他的な管理回復を可能にするという要件もあります。先述の新しいオーナー・管理者の「7日間の操作制限」とは別の規定です。Google上のアクセス解除と、有料サービスの契約終了・請求処理も、別々に確認しましょう。

出典:ビジネスプロフィールのサードパーティポリシー

多店舗では、店舗単位とグループ単位の権限を分けて確認する

ビジネス拠点グループを使うと、複数のプロフィールをまとめて共有できます。ただし、グループに追加した担当者は、既存の店舗だけでなく、今後そのグループに追加する店舗にもアクセスできます。個別プロフィールの「管理者」と同じ範囲だと思って、一店舗の担当者を全店のグループに追加しないようにしましょう。

Googleのグループの説明では、グループの管理者も内部のプロフィールを作成・編集・削除できるとされています。先述した個別プロフィールの役割とは権限の範囲が異なります。既存のグループ構成を確認し、引き継ぎ対象外の店舗まで操作対象に含めないことが大切です。

出典:ビジネス拠点グループを作成、管理する

引き継ぎ台帳の例

以下は、Googleの必須書式ではなく、多店舗本部向けの運用案です。実際の顧客事例ではありません。台帳は関係者に限定して共有し、パスワードや認証コードは記録しません。

記録項目記入例・確認内容
対象A店/所在地/Googleマップの店舗URL
権限の付与元個別プロフィールか、所属するビジネス拠点グループか
現在と変更後の担当現メインオーナー、後任、付与する役割
招待・参加招待日、承諾を確認した日、待機期間の確認状況
引き継ぎ確認後任が対象店を開けたか、必要な役割が表示されるか
委託サービス接続に使うアカウントと、担当変更時の確認窓口
完了必要な譲渡の完了、旧担当のアクセス解除、確認者と確認日

たとえば、3店舗を担当する店長が異動するなら、1店舗で招待を承諾できても「全店完了」にはしません。各店の権限の付与元と後任のアクセスを確かめ、未完了の店だけを残して追えるようにします。外部ツールを利用している場合は、その接続確認も台帳の別項目として管理しましょう。

うまく進まないときの確認順

  • 招待したのに店舗が出ない:招待先とログイン中のGoogleアカウント、承諾状況、対象店舗の取り違えを確認します。
  • ユーザーの追加・削除ができない:自分が個別プロフィールの管理者ではないか、参加直後の制限に該当しないかを確認します。
  • メインのオーナーを変更できない:現在のメインのオーナー本人が操作しているか、後任の参加状況と7日間の制限を確認します。
  • 別店舗まで見えるようになった:ビジネス拠点グループから権限を付与していないか、対象範囲を確認します。

解消しないときは、対象店舗のURL、現在の役割、招待・承諾の日付、エラーが出た操作を整理し、該当するGoogle公式ヘルプのサポート導線へ進んでください。問い合わせ用の画像では、パスワード・認証コード・無関係な店舗や担当者の情報を写さないようにします。

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