Googleビジネスプロフィールには、Facebook、Instagram、LinkedIn、Pinterest、TikTok、X、YouTubeのリンクを追加できます。お客様がGoogle検索やGoogleマップで店舗を見つけたあと、写真、動画、最新情報などを発信している公式アカウントへ移動できる導線です。
設定は簡単ですが、多店舗では「全店共通のブランドアカウント」と「店舗別アカウント」を取り違えやすくなります。先に各店舗から案内すべき公式アカウントを決め、URLを開いて店舗名と運用状況を確かめてから登録しましょう。
SNSリンクは、登録できるものをすべて並べるのではなく、その店舗のお客様へ継続して案内できる公式アカウントだけを選びます。
この記事は、Googleの現行公式ヘルプを2026年10月18日(日本時間)に確認して作成した実用ガイドです。公式資料には機能の発表日や全地域での提供開始日は示されておらず、現在も一部地域では利用できない場合があります。管理画面に「ソーシャル プロフィール」が表示されるか、店舗ごとに確認してください。
追加する前に、店舗ごとの公式アカウントを決める
Googleは、対応するプラットフォームごとに1つのリンクを登録できると案内しています。Instagramを2つ、YouTubeを2つという登録はできません。一方、同じSNSリンクを複数のビジネスプロフィールで使うことはできます。
そのため、多店舗では次のどちらを案内するかを先に決めます。
- ブランド共通アカウント:全店舗に共通する商品、取り組み、告知を発信している
- 店舗別アカウント:その店舗のメニュー、空き状況、スタッフ、地域情報を発信している
店舗別アカウントがあっても、数年前から更新されていない、閉店済み店舗の情報が残る、DMの確認担当がいない場合は、Googleからの導線として適切か見直します。更新頻度を無理に増やすのではなく、お客様が移動した先で現在の店舗情報を確認できることを優先します。
登録候補は、次の4点を確かめると誤リンクを防げます。
- URLをログアウト状態で開ける
- プロフィール名、紹介文、所在地が対象店舗またはブランドと一致する
- 旧店舗、個人用、採用専用、代理店所有のアカウントではない
- 店舗からの問い合わせに使うなら、確認担当と返信方法が決まっている
Googleビジネスプロフィールへ追加する
Google公式ヘルプの操作は次のとおりです。画面に項目がない店舗は、後述の「項目が表示されないとき」を確認してください。
ステップ1: 対象のビジネスプロフィールを開く
Googleで店舗名を検索し、管理するプロフィールを表示します。多店舗では、店舗名だけでなく住所も見て対象拠点を確かめます。
ステップ2: 連絡先の編集画面へ進む
「プロフィールを編集」を選び、続いて「連絡先」を開きます。「ソーシャル プロフィール」の横にある編集アイコンを選びます。
ステップ3: プラットフォームとURLを入力する
プルダウンからSNSを選び、「ウェブアドレス」に確認済みのプロフィールURLを入力します。別のSNSも追加する場合は「ソーシャル プロフィールを追加」を選びます。
ステップ4: 保存して公開表示を確認する
「保存」を選びます。登録後は管理画面だけで終えず、Google検索とGoogleマップを利用者として開き、正しいSNSプロフィールへ移動できるか確認します。
URL形式で迷いやすい点
Google公式ヘルプは、各SNSのプロフィールURL形式を指定しています。共有用の短縮URL、投稿単体のURL、ログイン中だけ開ける管理URLではなく、公開プロフィールのURLを使います。
代表的な確認ポイントは次のとおりです。
- Instagramは
https://www.instagram.com/{username}のプロフィールURL - TikTokはGoogle公式ヘルプの一覧に示されたプロフィールURL形式
- Xは公式ヘルプに示された
https://www.twitter.com/{username}形式 - YouTubeはチャンネルURLまたは
https://www.youtube.com/@{username}形式 - LinkedInは個人プロフィールではなく、店舗・法人の案内なら会社ページのURLが意図に合うか確認
URLを保存できない、または承認されない場合、Googleはリンク切れ、重複、無効な形式、対象外のプラットフォームを確認するよう案内しています。文字列だけを見て修正を繰り返さず、ブラウザーでURLを開き、転送後のURLと公開プロフィールを確認します。
自動で表示されたリンクは、正しさを確認して扱う
Googleは、一定の要件を満たすプロフィールにSNSリンクが自動表示される場合があると案内しています。ビジネスプロフィールの情報には、オーナーが登録した内容だけでなく、公式サイトなどの公開情報、使用許諾を得た第三者データ、ユーザー提供情報などが使われる場合があります。
自動表示されたリンクが正しい場合は、無理に削除する必要はありません。別の公式アカウントを案内したい場合は、登録するリンクを見直します。自動追加された誤ったリンクを削除したい場合、Google公式ヘルプはサポートへの問い合わせを案内しています。
自動表示か手動登録かにかかわらず、最終確認は「対象店舗の公式アカウントへ移動できるか」で行います。
出典:Googleがビジネス情報を入手する方法、ソーシャル メディアのリンクを管理する
項目が表示されないとき
公式ヘルプは、SNSリンクが一部地域でのみ利用でき、ビジネスプロフィールによっては利用できない場合があると明記しています。項目がないときに、別項目へSNS URLを無理に入れる必要はありません。
次の順に確認します。
- 管理権限のあるGoogleアカウントで、正しい店舗を開いているか
- 「プロフィールを編集」→「連絡先」に「ソーシャル プロフィール」があるか
- Google検索だけでなくGoogleマップ側でも同じ店舗を確認したか
- 項目がなければ、地域・プロフィールによる提供差として記録し、後日再確認するかGoogleサポートへ問い合わせる
公式資料では、すべての日本国内プロフィールへ同じ日に提供されたことや、表示されるための個別審査条件は確認できません。画面が見つからない店舗を「設定ミス」と決めつけず、利用できる店舗と利用できない店舗を分けて管理します。
多店舗では、登録台帳と公開確認を分ける
多店舗のリンク更新は、一括入力そのものよりも、店舗の取り違えと古いアカウントの残存を防ぐ設計が重要です。Googleは、複数プロフィールのSNSリンクをBusiness Profile APIで一括更新できると案内しています。ただしAPIは、開発経験のある大規模事業者や第三者向けで、利用登録、認証、実装が必要です。
まずは次の項目を店舗別にそろえます。
- 店舗コード、店舗名、住所
- SNSの種類
- 登録する公開プロフィールURL
- ブランド共通/店舗別の区分
- SNSの運用責任者と確認日
- Googleへの登録日
- Google検索・Googleマップでの公開確認日
- リンク先の最終確認日
本部がURLを登録し、店舗がリンク先の内容を確認する分担にすると、アカウントの所有と現場情報の両方を確認できます。閉店、移転、ブランド変更、SNSのユーザー名変更があったときは、Google側だけでなく公式サイトのSNSアイコンや店頭QRコードも同じ台帳から見直します。
Googleは現在、ビジネスプロフィールのSNSリンクについてパフォーマンス指標やクリック追跡を提供していないと説明しています。登録後の確認はクリック数ではなく、まずリンクの表示、遷移先、店舗情報の一致で行います。
出典:Business Profile APIの利用方法、ソーシャル メディアのリンクを管理する
よくある質問
- 質問: 全店舗に同じInstagramリンクを登録できますか?
- 回答:
Google公式は、同じSNSリンクを複数のビジネスプロフィールで使えると案内しています。ただし、リンク先が各店舗のお客様へ案内する共通アカウントとして適切か、店舗名・所在地・問い合わせ先を確認してください。
- 質問: SNSリンクを増やすとGoogleマップの順位は上がりますか?
- 回答:
Google公式ヘルプはSNSリンクの管理方法を案内していますが、リンク数による順位上昇を保証していません。この記事では、利用者を正しい公式アカウントへ案内する導線として扱います。
- 質問: 登録後のクリック数はGoogleで確認できますか?
- 回答:
現在、GoogleはSNSリンクのパフォーマンス指標やクリック追跡を提供していないと案内しています。まず公開表示と遷移先の正しさを確認します。
公開前チェックリスト
- 対象店舗の名称と住所を確認した
- ブランド共通か店舗別かを決めた
- 公開プロフィールURLをログアウト状態で開いた
- 旧店舗・個人用・投稿単体・管理画面のURLではない
- 各プラットフォームにつき1つのリンクへ整理した
- Google検索とGoogleマップから正しいSNSへ移動できた
- 店舗別の登録日、公開確認日、運用責任者を記録した
- 自動表示されたリンクも対象店舗の公式アカウントか確認した
Googleのプロフィール、公式サイト、SNSは、それぞれ役割が違います。リンクを増やすことより、お客様が迷わず現在の公式情報へ進める状態を保つことが大切です。媒体ごとの役割を整理したい場合は、店舗ホームページ・Googleマップ・LINE・予約サイトの役割分担も参考にしてください。

