複数店舗のGoogleビジネスプロフィールを見比べるたびに、各店舗の画面を開いて数字を書き写していませんか。
Google公式のビジネスプロフィールマネージャーでは、選んだ複数店舗のパフォーマンスデータを、1つのスプレッドシートへまとめてダウンロードできます。
比較したい店舗と期間を先に決め、同じ条件のレポートを一度に取得するのが最初の一歩です。 数字が大きい店舗をすぐ優秀店と決めるのではなく、欠損や指標の対象範囲を確認してから次の運用を考えます。
この記事は、2026年11月2日(日本時間)に確認したGoogle公式ヘルプを基に、ダウンロードから店舗比較までの進め方を解説します。
ダウンロード前に、比較する目的を一つ決める
レポートを開く前に、「何を知りたいのか」を一つ決めます。目的が曖昧なまま全項目を並べると、数字の大きさだけで判断しやすくなるためです。
知りたいことに合わせて、見る指標を選びます。
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Google上で見つけられている店舗を比べたい
→ プロフィールの閲覧に関する指標を見ます。
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来店前の行動を比べたい
→ ルート、通話、ウェブサイトクリックを見ます。
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店舗サイトへの導線を見直したい
→ ウェブサイトクリックと、サイト側の計測を分けて見ます。
Google公式ヘルプでは、閲覧数、検索語句、ルート、通話数、ウェブサイトのクリックなどを案内しています。ただし、業種やプロフィールの状態によって表示される指標は異なり、すべての店舗に全項目が出るわけではありません。
複数店舗のレポートを一括ダウンロードする
パソコンで、管理権限のあるGoogleアカウントへログインして操作します。公式手順では、パフォーマンスデータはオーナー確認済みのビジネスプロフィールが対象です。
ステップ1: ビジネスプロフィールマネージャーを開く
管理しているプロフィール一覧を表示し、比較対象の店舗名と住所を確認します。
ステップ2: 対象店舗を選ぶ
レポートへ含めるプロフィールの横にあるチェックボックスをオンにします。最初は業態や営業条件が近い店舗に絞ると、違いを読みやすくなります。
ステップ3: 「操作」から「インサイト」を開く
画面右上の操作メニューでインサイトを選び、パフォーマンスデータの期間を指定します。
ステップ4: レポートをダウンロードする
「レポートをダウンロード」を選びます。準備完了の案内が表示されたら、ダウンロードを実行します。
ステップ5: ファイル名に期間を残す
対象ブランドや店舗群、開始月、終了月をファイル名へ入れ、後から比較条件を確認できるようにします。
店舗情報そのものを一括編集するスプレッドシートと、今回のパフォーマンスレポートは別のファイルです。住所や営業時間を更新したい場合は多店舗の一括管理手順、閲覧やクリックを比較したい場合はパフォーマンスレポートを使います。
まず「同じ条件で比べられるか」を確認する
ダウンロード後は、増減率を計算する前に次の3点を確認します。
期間がそろっているか
同じ開始日・終了日で取得し、途中開業、長期休業、営業時間の違いがある店舗は分けて記録します。1か月分と3か月分をそのまま横並びにしません。
指標の名前と意味が同じか
「閲覧」「ルート」「通話」「ウェブサイトクリック」は、それぞれ別の行動です。合計して一つの「集客数」にせず、同じ指標どうしを見比べます。指標の読み方はGoogleマップの数値をどう評価するかで確認できます。
欠損を示す表示がないか
Google公式ヘルプは、プロフィールでダウンロードが有効になっていない場合、パフォーマンススプレッドシートの列に「***」と表示されることがあると案内しています。
この表示を0件へ置き換えると、実績がない店舗とデータを取得できない店舗が混ざります。ビジネスプロフィールマネージャーのステータス列を開き、未確認、確認待ち、エラー、アクセス権限が必要などの状態を確認してください。
多店舗比較は「順位付け」より、次に見る店舗を選ぶために使う
来店者数、商圏、営業時間、店舗規模が違えば、同じ期間でも数値の大きさは変わります。最初から全店を一つのランキングにせず、次の順で見ていくと運用へつなげやすくなります。
- 同じ業態・近い営業条件の店舗をまとめる
- 同じ指標の直近月と前月、または前年同月を比べる
- 大きく変化した店舗を選ぶ
- 営業日、臨時休業、広告、投稿、写真、口コミ、サイト変更など同時期の出来事を確認する
- 次の1か月で変える項目を一つ決める
たとえばウェブサイトクリックが増えた店舗があれば、プロフィールのリンク先、UTM、サイト側のGA4を確認します。GBPのクリックとサイト側のセッションが一致しない理由はGBPのウェブサイトクリックとGA4セッションの比較で解説しています。
一括ダウンロードの目的は、店舗を数字だけで順位付けすることではなく、詳しく見る店舗を短時間で選ぶことです。
毎月の確認を続けるための保存ルール
担当者が変わっても比較条件を追えるよう、次の項目だけはファイルと一緒に残します。
- 取得した日
- 対象期間
- 対象店舗
- 比較した指標
- 途中開業・休業・欠損などの条件
- 次に確認する担当者と期限
数字を転記した別表だけを正本にすると、指標名や欠損条件が抜けやすくなります。Googleから取得した元ファイルは変更せず保存し、集計やメモは複製したファイルで行うと見直しやすくなります。
出典:ビジネスプロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する、一括アップロードを行ったビジネスプロフィールのステータスについて

