Googleマップで「ウェブサイトのクリックが増えた」と表示されても、その数字だけで来店が増えたとは判断できません。
最初に見るのは、次の3点です。
- 何を数えている数字か
- 同じ条件の期間を比べているか
- ほかに数字が動く理由はなかったか
この記事は、Googleビジネスプロフィールの数字を見ても次に何を確認すべきか分からない店舗オーナー・店長向けです。統計の勉強ではなく、今日の確認作業を決めることを目的にしています。
先に結論 クリックは、お客様が関心を持って行動した手がかりです。ただし、予約や来店とは別の数字です。クリックの先を店舗側の予約記録や来店記録とつないで見ましょう。
クリックから来店までを一つの数字にしない
Googleの公式ヘルプでは、ウェブサイトのクリックはプロフィール上のリンクがクリックされた回数、通話数は通話ボタンがクリックされた回数として説明されています。Googleの指標定義を確認すると、「クリック」と「通話がつながった」「予約した」「来店した」は同じ意味ではないことが分かります。
この図は実際のお客様の動きを再現したものではありません。電話だけで予約する人、地図を見てそのまま来店する人、何度か調べてから来店する人もいます。全員が図の順番どおりに進むとは限らないため、それぞれの数字を別に確認します。
1. 何を数えている数字かを確認する
まず、レポートの項目名をそのまま一行書き出します。「集客」や「反響」とまとめず、クリック、通話ボタン、経路検索など、実際に数えている行動まで確認するのがポイントです。
| 見えた数字 | そこから言えること | その数字だけでは言えないこと |
|---|---|---|
| ウェブサイトのクリック | プロフィールからサイトへのリンクが押された | 予約完了、購入、来店 |
| 通話数 | 通話ボタンが押された | 通話成立、予約成立 |
| 経路に関する操作 | 店舗への行き方に関心を持った可能性 | 実際の来店 |
詳しい指標の確認方法は、Googleマップの数字をどう評価するかで解説しています。
2. 同じ条件の期間を比べる
たとえば、ウェブサイトのクリックが80回から120回に増えたとします。これは説明のための仮の数字で、トビレビ導入店舗の実績ではありません。
40回増えたことを判断材料にする前に、次をそろえます。
- 比較した期間の日数
- 定休日を除いた営業日数
- 年末年始、連休、繁忙期などの季節条件
- データが取得できていない日がないか
「先月80回、今月120回」だけでは、今月の営業日が多かったのか、1日あたりの反応が増えたのかを分けられません。まず同じ長さ、似た営業条件の期間で見直します。
3. ほかに変えた施策がなかったかを確認する
数字が増えた時期に、写真の追加、広告、キャンペーン、価格変更、テレビ紹介、営業時間変更などが重なっていることがあります。
評価手法の資料でも、変化の理由を考えるときは、ほかの説明や比較対象を慎重に検討する考え方が示されています。ただし、これは日本の店舗向け制度や特定のMEOサービスの効果を示す資料ではありません。
前後の数字が変わったことは確認できても、差のすべてが一つの施策によるものだとは断定しないことが大切です。
今日やること:3行だけメモする
Googleビジネスプロフィールのレポートを開き、次の3行を書き出してください。
- 数字の名前と、実際に数えている行動
- 比較した開始日・終了日・営業日数
- 同じ時期に始めた広告、キャンペーン、営業時間変更など
次に、予約台帳や会計、来店時の聞き取りなど、自店舗で確認できる数字と並べます。分からない項目は、無理に結論を出さず「未確認」と残して構いません。
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この記事はデータの読み方を整理したもので、トビレビ導入店舗の実測結果やサービスによる改善効果を報告するものではありません。クリック数、記事数、画像数だけで検索順位・来店・売上の向上を保証することもできません。